【乾燥する冬でもカビ(真菌)はいるの?】
2023/02/09
冬の住宅環境・オフィス環境
冬は乾燥してるじゃん。カビっていないのでは?
創業29年の店舗内装業者がプロとしてカビ取り・カビ対策のMIST工法のカビバスターズ代理店カビバスターズ東海を運営する株式会社東海装美のモミヤマです。
毎日、毎日、カビ(真菌)についてのめり込んで、カビ(真菌)から人類と建物を守る「カビバスターズ東海」です。
春の足音も聞こえたり、冬将軍のしんがりがあったり、そんな昨今ですが、先日、こんな質問をされました。
「冬の季節は乾燥しがちなので、カビっているの?」
四季のある日本において、冬のこの季節、日太平洋側では空気が乾燥しがちで、晴れた日の乾燥した時はカビなんていないのでは。と思ってしまいますよね。
実は、季節に関係なく、カビ(真菌)は室内にいるのです。
カビ(真菌)の発育条件は、温度20℃~30℃、湿度70%以上、埃や建材、皮脂などの有機物、ごくわずかな酸素の4条件です。
温度も湿度も低いので、この冬の季節は発育しないじゃん!
って言いたくなりますよね。
そうです。本来なら発育しにくい環境です。
しかしながら、近年の住宅環境、オフィス環境、店舗環境においては、高気密や高断熱の建物が多く、昭和のような「隙間風」が入る建物は少なくなりました。
その中で、暖房や加湿器によって、より温度も高く、湿度も高くなっています。
外との温度差で結露もでき、窓周辺にはびっしょりと水で濡れているのを見ますよね。
また玄関の入口は、気密性も高く、空気溜まりになっています。靴などで多くの菌を持ち込みます。
新鮮な外気でさえ、1㎥あたり700~1700個のカビ(真菌)の胞子がいると言われています。
また、住宅の中では、浴室やキッチンなどの水回りなども1年を通して湿度も高く気をつけなければならない箇所です。
住宅では、押し入れやクローゼットも湿度が高く、注意が必要です。
また加湿器においても、取扱説明書に沿ったフィルター清掃などのメンテナンスも必要です。ここにカビ(真菌)が発生するとカビ(真菌)を部屋中に飛散させているようなものです。
では、オフィス、住環境において、どのようなカビ(真菌)が多いのでしょうか?
水回りなどのパッキンから多く検出される「黒カビ」と言われる「クラドスポリウム」は低い温度でも繁殖可能です。
エ部屋の隅などには「アオカビ」と言われる「ペニシリウム」も多いです。
結露の多い窓周辺には一般的に「ケカビ」と言われる「ムコール」が検出されることが多いです。
エアコンの吹き出し口からは、「ススカビ」と言われる「アルタナリア」や「クラドスポリウム」が検出されることも多くあります。
「アルタナリア」は風通しの悪い所の埃などに生息します。温度が低くても、ゆっくりと増えていきます。
このように、温度が低い場所でも、乾燥しているエアコンの吹き出し口などさまざまな場所にカビ(真菌)が生息しています。
「冬の季節だから大丈夫」「水回りを気をつけていれば」とちょっと軽く考えていると、カビ(真菌)の温床になりかねません。
カビ(真菌)がいるのはわかったが、見えてきたら掃除すればいいじゃん。と思いますよね。
肉眼で見えるカビ(真菌)で、500円玉くらいの大きさで、約50億個の胞子がいると言われております。
また、この冬の季節の生息してゆっくりと増えてきて、気温が上がる春になると一気に胞子が飛び立ち、あっと言う間に拡がっていきます。
カビが肉眼で見えてきたら、そのうち掃除するから。。。
そのうち、そのうち。で、拡がっていきます。
またカビ(真菌)は健康被害に繋がります。
先日、こんなことを話された方がいました。
「カビで健康被害って。コロナは感染して、人に移り、熱が出たり、大変なことになるが、カビで健康被害ってならないでしょ」
確かにそうですね。
しかしながら、逆に”すぐに症状が出ない”からこそ怖いと思います。じわりじわりと健康を脅かすカビ(真菌)は「すぐに症状が出ないからこそ」、また肉眼で見えないからこそ「徹底した対策」が必要と思います。
たとえば、仕事場で1日6時間、8時間、カビ(真菌)を吸い込み続けることで、ぜんそくや過敏性肺炎、アレルギー疾患などに繋がります。またカビ(真菌)を衣服や持ち物で持って帰ることで、自宅にカビ(真菌)を持ち込みます。そのカビ(真菌)が自宅で拡がり、抵抗力の弱いお子様や高齢者の方の健康被害に繋がることもあります。
私もその昔、100名近くのアルバイトがいたお店の店長としておりましたが、転勤する度、就任するお店はいつも人がいないお店ばかりでした。なぜか人が辞めていく。。。
その中でも、体調不良で辞めていくアルバイトの方が多い店がありました。
何故か。。。徹底的に天井裏まで清掃しまくりました。
その後、数か月後には、人材も安定して、売上も最高のお店になりました。その時はカビという知識は無かったですが、おそらくいろいろな原因の一つにカビ(真菌)による体調不良やご家族の健康被害の看護の為の退職もあったかと思います。
新型コロナウイルスのように、昔は無く、最近流行り始めたのならわかるが、カビは昔からあるが、あまり言われないのでは?と思われます。
先にも述べたように、昔の住環境、オフィス環境は今とは違い、気密性、断熱性が高く湿度も高くなってきているので、徐々に被害が多くなってきているのです。
WHO世界保健機構もカビ(真菌)の健康被害についてガイドラインを出しています。
では、カビ取り・カビ対策するにはどうすればいいのか?
まずは、「湿度70%以上」というカビ(真菌)の発育条件と排除することです。
でも寒いし、乾燥するから加湿器つけちゃう。。。
そうですね。それは否定しないです。
定期的な換気と清掃をしていただくことをおススメいたします。
その際、掃除機で吸い込むことはしないでください。
カビ(真菌)の大きさは直径3/1000mm、3ミクロンです。簡単に掃除機のフィルターをすり抜け、掃除機の後ろから飛散させることになります。
まずは、水拭きして、雑巾をこまめにゆすいでください。
市販のカビ取り剤を使用方法に沿ってご使用いただくのもよいです。また拭いた部分は十分に乾燥させてください。
ゴシゴシこすらないようにしてください。カビ(真菌)は建材や布にどんどん入り込みます。
どうしても取れない場合や広範囲に拡がってしまった場合はカビバスターズ東海にご相談ください。
カビ対策としては、換気と清掃です。
先にもお伝えしたように、湿度70%以上と埃などの排除です。こまめな換気とこまめな清掃でカビ(真菌)の発育は抑えることができます。
また、「空気循環式紫外線洗浄機」、オフィス入口や玄関では、エアーカーテンやエアーシャワーも効果的です。
特に今年は花粉も多いと言われていますので、花粉対策にもなります。
先日のニュースで大手ホテルでは、部屋の入口にエアーシャワーを設置して、菌や花粉を持ち込まない部屋を開発したとのニュースで報じられました。
住まいやオフィスの環境も変わり、その対策も変わってきているのです。
カビ(真菌)に対する対策もアップデートしていくことで人の健康や建物を守ることになるのです。
カビバスターズ東海は、素材が持つ特性を考慮し調整したMISTグループ独自開発の専用剤を使用し、カビと汚れを洗い流します。 こする作業はいうたしませんので、素材を傷つけないMIST工法です。
使用するMIST工法専用除カビ剤は、工業排水試験など各試験においても安全性が確認されており、お子さまや高齢者の方々が利用される施設でも安心して施工できる除カビ剤です。
またカビ対策、「空気循環式紫外線洗浄機」や「エアーカーテン」や「エアーシャワー」についての機器などカビバスターズ東海にご相談くださいませ。
住宅やオフィスのカビ取り、カビ対策、学校、塾や保育園、こども園などのカビ取り、カビ対策、食品工場や惣菜厨房などのカビ取り、カビ対策、商業施設のカビ取り、カビ対策、マンションのカビ取り、カビ対策、飲食店のカビ取り、オフィスのカビ取り、カビ対策などカビに関して何でもご相談くださいませ。
「カビかな?違うかも?汚れかも?」と不安な時でもお気軽にご相談ください。
カビ取り・カビ対策についてのお困り事はカビバスターズ東海・株式会社東海装美まで何でもご相談くださいませ。笑顔でご対応いたします。
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