お餅のカビは?みかんのカビは?
2023/12/26
お餅のカビは?みかんのカビは?
昭和の昔は削って食べていたが。。。
年末年始に欠かせないもの、「お餅」「みかん」。私も子どもの頃、カビが生えているお餅やみかんをよく見ました。お餅は削って食べていましたし、みかんがその部分だけ剥がして食べていたと記憶しています。大丈夫なのでしょうか?大人になり、カビに詳しくなると、いろいろなことがわかりました。
お餅やみかんなどの食品でも、さまざまな種類のカビが発生する可能性があります。カビは数多くの種類が存在し、それぞれが特有の条件下で繁殖します。ここでは一般的なカビの種類と、それに対する対処法について考えてみましょう。
青カビ(ペニシリウム):
お餅: 青カビは湿気の多い場所や温度の高い環境で発生しやすいです。お餅の表面にカビが発生したら、キッチンペーパーで軽く拭き取りましょう。その後、乾燥させることが重要です。保存容器も清潔に保ち、湿気を避けることが予防につながります。
みかん: みかんの表面に青カビが発生した場合は、袋詰めされたものであればカビの発生を防ぐために空気を入れ替え、湿気を取り除くことが重要です。さらに、カビの部分を除去し、周囲の果物に広がるのを防ぐために分離することが望ましいです。
黒カビ(アスペルギルス):
お餅: 黒カビは湿気と暗さを好む傾向があります。黒カビが見つかった場合は、通気性のよい場所でお餅を乾燥させ、乾燥した布で拭き取ります。また、黒カビが見つかった場所の周囲も徹底的に掃除しておくことが重要です。
みかん: 黒カビは果物の保存中に発生することがあります。感染が見つかったら、みかんをよく洗い、湿気を取り除いた後、完全に乾燥させることが必要です。
その他のカビ:
お餅、みかん共通: 他にもさまざまなカビが存在します。カビが発生したら、まずは手袋を着用し、通気性の良い場所でカビの除去と乾燥を行いましょう。カビの部分を取り除いた後、食品の周囲を清潔に保ち、湿気を避けることが再発を防ぐために重要です。
食品のカビ発生を予防するためには、適切な保存環境を確保し、早期にカビを発見した場合は速やかに対処することが重要です。食品の健康と安全を守るために、定期的な清掃と十分な換気を行い、湿気を避けることが大切です。
で、カビのついた餅は食べていいの?
一般的に、餅にカビが生えてしまった場合は、安全のためには食べない方が良いでしょう。カビは微生物の一種であり、食品に発生することがあります。特に毒性のあるカビも存在するため、食品にカビが生えてしまった場合は注意が必要です。
餅は湿気を含んだ環境で保存されることがあり、湿気が原因でカビが生えることがあります。カビは目に見える範囲だけでなく、表面のみならず内部にも影響を及ぼすことがあるため、食品全体を安全に食べることは難しいです。
カビが生えた食品を摂取すると、消化器系への影響や健康被害が発生する可能性があります。毒素を含んでいる可能性もあるため、カビの生えた餅は食べない方が無難です。
もし餅にカビが生えてしまった場合は、捨てることをお勧めします。また、食品の保存方法を改善し、湿気を避けることでカビの発生を未然に防ぐことが大切です。
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