【カビを隠したい。ペンキを塗ってもいい?】
2023/03/16
カビを隠したい。ペンキを塗ってもいい?
カビを隠す?良いのか?どうする?
創業30年の店舗内装業者がプロとしてカビ取り・カビ対策のMIST工法のカビバスターズ代理店カビバスターズ東海を運営する株式会社東海装美のモミヤマです。
カビ発生の方よりご質問をいただきました。
「カビが発生してしまった。見た目がよくないので、上からペンキを塗ればいいよね。塗料でカビは死滅するよね。上から塗れば、酸素も与えないし、飛散しないし、死滅するよね?」とのことでした。
確かに、そう思いますよね。
カビ(真菌)の胞子になった気分になれば、ペンキを塗られたら、酸素吸えそうにないし、塗料の成分を塗られるし、飛べないし。。。
そんなイメージですよね。
結論から言えば、絶対NGです。一時的に見た目は良くなりますが、カビ(真菌)自体は死滅しません。
カビ(真菌)の発育条件は、
湿度70%以上
温度20℃~30℃
栄養分の有機物
ごくわずかな酸素
です。
ペンキなどの塗料は有機物です。栄養分になるのです。
ペンキは色の元となる顔料や染料、膜をつくる樹脂、界面活性剤を加え、水で均一にのばしたものです。
顔料、染料、樹脂、界面活性剤、どれもカビ(真菌)の栄養分となり、カビ(真菌)にとっては、レストランのようなものです。
酸素は?というと、「水で均一にのばしている」とお伝えしたとおり、「ごくわずかな酸素」は存在するので、充分に生息していきます。
そうなると、どうなるのか?
カビ(真菌)の見た目は見えなくなりますが、カビ(真菌)は生き延び、栄養分豊富なものを塗られたことにより、ペンキの表面を打ち破り、また見えるようになってきます。
今回の質問にお答えするならば、
「ペンキを塗って隠しても、超一時的で、逆に発育を促進するようなもの」と答えざる得ないです。
見た目が悪くても、ちゃんと向き合い、カビ取りを実施することに立ち向かうことです。
市販のカビ取り剤で実施する場合は使用用途を見極め、使用上の注意事項に沿って行うとよいでしょう。
またカビ(真菌)が1㎡以上に拡がってしまっている場合や高所、床下など危険を伴う場合、数部屋に拡がってしまっている場合などはカビ取りのプロのカビバスターズ東海にご相談くださいませ。
「カビかな?汚れかも?」と不明な時でもご相談ください。
汚れと思って、掃除機で吸い込んだら、カビの場合、掃除機のフィルターからすり抜け、排気から散布することになります。カビ(真菌)の大きさは直径3/1000ミリ、3ミクロンです。肉眼では見えないです。
だから、「カビかも?」と思っても、掃除機で吸い込むようなことはしないでください。
肉眼で見えるのは、カビ(真菌)の集合体のコロニーです。
このコロニーは500円玉の大きさで約50億個の胞子がいると言われています。そこから胞子が飛散され、拡がります。
カビ除去した後は「カビ対策」です。
カビは湿度70%以上という条件です。湿度を下げるようにするのです。換気して、空気を滞留させないようにすることです。
またホコリなどの有機物を溜めないことです。
こまめな清掃をするようにしましょう。
カビ(真菌)は新鮮な外気でさえ、1㎥あたり700~1700個の胞子がいると言われています。服などと一緒に室内にも持ち込まれたりします。そこに発育環境があれば、そこに付着して、発育して、胞子がどんどん拡がっていきます。
だからこそ、結露の発生を防ぐことや室内の換気とこまめな清掃がカビ対策には良いのです。
また、空気循環式紫外線洗浄機やエアーカーテンやエアーシャワー床下専用換気扇なども有効な手段です。
「肉眼では見えない敵と戦う」
だからこそ
カビの特性を知り尽くした”カビバスターズ東海”なのです。
現地確認については、無料で診断いたします。
お気軽にご相談くださいませ。
住宅、学校、塾や保育園、こども園などのカビ取り、カビ対策、食品工場や惣菜厨房などのカビ取り、カビ対策、商業施設のカビ取り、カビ対策、マンションや戸建て住宅のカビ取り、カビ対策、飲食店のカビ取り、オフィスのカビ取り、カビ対策など、空気循環式紫外線洗浄機や床下専用換気扇、エアーシャワーやエアーカーテンなどの詳細もカビバスターズ東海にご相談くださいませ。
カビ取り・カビ対策について、カビのお困り事はカビバスターズ東海・株式会社東海装美まで何でもご相談くださいませ。笑顔でご対応いたします。
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カビバスターズ東海 (名古屋本社・東京支店)
本社:名古屋市中川区本前田町44
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