【壁紙のカビ取り】

創業２９年の店舗内装業者がプロとしてカビ取り・カビ対策のMIST工法のカビバスターズ代理店カビバスターズ東海を運営する株式会社東海装美のモミヤマです。

店舗内装、住居内装を３０年近く生業としてきましたので、株式会社東海装美・カビバスターズ東海では、壁紙に発生したカビについて、よくご相談をいただきます。

日本では、

冬の外気と室内の温度差による結露が原因とされるカビ（真菌）の発生、

春には気温の上昇と共に増殖するカビ（真菌）、

夏の相対湿度による高湿度に伴う結露によるカビ（真菌）の発生、

秋は降水量も多く、長雨もあり、秋カビの発生、

と日本は多い少ないはあるものの１年中カビ（真菌）が繁殖しやすい環境です。

また、近年、住宅環境も変わり、高気密・高断熱の気密性の高い住宅も増え、空気の流れが悪くなることも多くあり、それによりカビやアレルギー問題も年々増えています。

壁のカビは、住宅に限らず、店舗や事務所、学校、塾などさまざまなところでも発生いたします。住宅で住まわれている方はもちろん、仕事場や店舗など人が多く集まる場所でもその場に長時間いる方はカビ（真菌）を多く吸い込むことにより喘息や過敏性肺炎などの健康被害になることもあります。

見えるカビで、５００円玉の大きさで約５０億個の胞子があると言われています。

そこから飛散されて、次に付着したところで、有機物を栄養源にしながら、湿度と温度により菌糸を伸ばして育していきます。

住宅であれば、空気の流れの悪い玄関や水回りの洗面周辺などの壁には要注意です。

特に玄関は外からの菌が一番最初に持ち込まれる場所で、靴や傘等からの湿気も多い場所で、玄関の扉を閉めれば、風通しの悪い場所となります。カビ（真菌）にとっては好都合な場所です。

 

さて、壁紙または壁のカビ（真菌）発生について、表面だけに付着したカビ（真菌）であれば、簡単に補修することは可能ですが、下地や壁に入り込んだカビ（真菌）は対処が難しいです。

 

そもそもカビ（真菌）の発生を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか？

カビ（真菌）の発育条件は、湿度７０％以上、ごくわずかな酸素、温度２０℃～３０℃、埃などの有機物がそろえば、発育していきます。

 

酸素を無くすことはできないですよね。温度も高温・低温にするわけにはいかないです。埃や有機物は無くすことはできないですので、残すは湿度です。

 

よって、カビ（真菌）の発生を防ぐには定期的な換気です。また、換気と共に理想的な方法としては、玄関や事務所や店舗の入口にエアーカーテンを付けて、極力、菌などを持ち込まないようにすること。また空気循環式紫外線洗浄機の設置も有効です。

そこまでする？と思われますが、気密性の高いマンションや高気密・高断熱の住宅や仕事場などには設置してもよいと思います。

空気循環式紫外線洗浄機は天井から吊り下げタイプや置き型タイプもあり、空気を取り込み、洗浄された空気を排出する装置です。一般家庭や公共施設にも徐々に取りいれられている装置です。カビバスターズ東海・東海装美では、空気循環式紫外線洗浄機のご提案もできます。

 

さて、いよいよカビ取りについてです。

DIYでされる場合は、

マスクやゴーグルを装着しての実施が望ましいです。

壁紙の表面に付着したカビ処理はアルコールで拭き取ることで大丈夫です。それでも取ることができない場合は、中性洗剤を少し混ぜてカビ発生箇所を少しこすってみてください。このような処置をする場合は目立たない場所の壁紙で試して、壁紙自体への影響も確認してみてください。処置できた場合は必ず表面を換気で乾かすようにしてください。
 

表面に付着しているだけでなく、下地に菌糸が入り込んでいる場合も多くあります。

またそれが大きく拡がっている場合は下地の処置もしなくてはなりませんので、内装業とカビ取り・カビ対策のカビバスターズ東海の東海装美までご相談ください。

壁紙やクロスを貼る際には、防カビ用壁紙のりなどもありますので、今後の発生抑制も可能となります。

またカビの発生を抑制する壁紙もあります。

現在、販売されている壁紙のほとんどが防カビ加工されています。

他にも吸放湿壁紙という物もあります。カビ（真菌）の発育条件の湿度を抑えてくれるので、有効的です。
 

また、壁紙ではなく、塗り壁などの場合にほぼ入り込んでいるカビ（真菌）の場合があります。

その場合、見た目だけで、上から塗料など塗る方もいらっしゃいますが、逆効果です。

塗料は有機物であり、先に述べたように、カビ（真菌）の発育条件の一つです。

カビ（真菌）に餌を与えているようなものです。

また、漂白剤等を塗る方もいらっしゃいますが、店舗内装業の東海装美としては、「絶対におススメしません」と言い切ります。壁などの建材を傷めることになります。

結果、その壁自体を解体して、作りなおすことにもなりかねません。

カビバスターズ東海では、建材素材を傷めずにカビ（真菌）の菌糸を死滅できるように施工するMIST工法で施工いたします。MIST工法は歴史的建造物にも実施しておりますので、安心してご依頼していただいております。

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