株式会社東海装美

【エタノールを扱う工場のカビ問題とは?】カビバスターズ東海が解決します!

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【エタノールを扱う工場のカビ問題とは?】カビバスターズ東海が解決します!

【エタノールを扱う工場のカビ問題とは?】カビバスターズ東海が解決します!

2025/03/30

【エタノールを扱う工場】
カビ問題とは?
カビバスターズ東海が
解決します!

エタノールは、その強い殺菌・消毒作用から医薬品製造工場や化粧品工場、食品工場、香料工場などで幅広く利用されています。一般的には「エタノール=除菌効果がある」と認識されているため、エタノールを扱う工場では「カビは発生しにくい」と思われがちです。しかし実際には、エタノールを扱う現場でもカビの発生に悩まされるケースが少なくありません。

特に、換気の悪い室内環境や、エタノール蒸気による湿度上昇、冷暖房設備による温度変化、そして作業時の水使用によって発生する結露などが、カビの繁殖を助長する要因となっています。カビは目に見えない場所で静かに繁殖し、製品への二次汚染や従業員の健康被害、さらにはHACCPなどの衛生基準違反にもつながるため、見過ごすことは非常に危険です。

本ブログでは、エタノールを扱う工場におけるカビの発生要因とそのリスク、そしてカビバスターズ東海による専門的な除去・防カビ対策の実例について、わかりやすくご紹介いたします。現場でのお悩み解決のヒントに、ぜひ最後までご一読ください。

目次

    エタノールを扱う工場とは?

    エタノールは、殺菌・消毒・洗浄といった衛生管理の用途に加え、溶剤や原料としても広く使用されている物質です。その特性から、さまざまな分野の工場において、日常的に取り扱われている極めて重要な成分です。では、実際にどのような現場でエタノールが使われているのか、そしてその工場の特徴について段階的かつ論理的に解説いたします。

    1. エタノールを使用する工場の代表例

    エタノールは以下のような工場で多用されています:

    医薬品製造工場:製剤の原料や設備の消毒に使用。無菌環境の維持が求められる。

    化粧品工場:香料やスキンケア製品の原材料として、また調合・容器の洗浄にも使用。

    食品工場:アルコール飲料の製造をはじめ、器具の殺菌や防腐目的で使用。

    香料・香水製造工場:揮発性を利用して香りを調整するために不可欠。

    印刷工場・電子部品工場:洗浄や乾燥工程で使用される場合も。

    これらの工場では、高い衛生管理レベルが求められるため、エタノールの使用は必須となっており、その量も多く、頻度も高いのが特徴です。

    2. エタノールの特性と空間環境への影響

    エタノールは揮発性が高く、空気中に蒸発しやすい性質を持っています。これにより、室内の空気中に一定濃度のエタノール蒸気が存在する状況が日常的に発生します。

    この「揮発性」という特性により、次のような環境的変化が工場内で起きやすくなります:

    空気中のエタノールが飽和し、空気の密度や湿度が高まる

    換気不十分な場所で湿気がこもりやすくなる

    冷暖房設備による温度差で結露が発生しやすくなる

    蒸気が天井や壁、器具の表面に付着しやすくなる

    これらの条件が重なることで、カビが繁殖するリスクが意外にも高い環境が形成されてしまうのです。

    3. 「エタノール=カビが発生しない」という誤解

    多くの現場で、「エタノールは消毒剤だから、カビが発生するはずがない」と考えられていることが少なくありません。たしかに、エタノールそのものには強い殺菌・除菌作用がありますが、それは「直接接触している部分」に限られます。

    実際には、以下のような状況でカビが発生します:

    エタノールが**行き届かない場所(裏側・隙間・高所など)**がある

    揮発したエタノールが湿気を含み、表面に結露として残る

    高湿度環境のままになっている天井裏・床下にカビの胞子が定着する

    つまり、エタノールを使っているからといって、空間全体が無菌状態であるわけではないのです。

    4. エタノール工場に特有のカビリスクとは?

    エタノールを扱う工場では、特に以下のような場所にカビが発生しやすくなります:

    換気設備が不十分な製造室や倉庫

    エアコン・空調設備の内部やダクト内

    蒸気やアルコールが触れやすい壁・天井の表面

    冷蔵保管庫の扉付近や隅、床の隙間

    これらの場所では、見た目にはわからなくてもカビが静かに繁殖しているケースが多く見られます。

    5. まとめ:エタノール工場こそ、カビ対策が必要です

    エタノールを使っているからといって、決して安心してよいとは限りません。むしろ、蒸気・湿気・温度差・清掃困難な構造などが複雑に絡み合い、カビの温床ができやすい環境だといえます。

    カビバスターズ東海では、こうしたエタノールを扱う特殊な工場におけるカビの発生要因を熟知し、現場に即した除去・防カビ施工をご提案しております。

    次回は、エタノールによる湿度上昇や空気環境の変化について、さらに詳しくご紹介いたします。
    「うちは除菌しているから大丈夫」と思っているその現場、実はカビが潜んでいるかもしれません。ぜひこの機会に、カビバスターズ東海にご相談ください。

    なぜエタノールを扱う工場でもカビが発生するのか?

    エタノールといえば「強力な除菌・殺菌効果がある」というイメージが強く、「エタノールを使用している現場ではカビは発生しないのでは?」とお考えの方も多いかもしれません。確かにエタノールは広範囲の細菌やウイルス、カビの胞子を不活化する力を持っており、医療現場や食品工場などの衛生管理において重宝されています。

    しかし、実際にはエタノールを日常的に扱っている医薬品工場や化粧品工場、食品工場などでもカビの発生事例が後を絶たないのが現状です。それはなぜなのか? 本項では、エタノールを使用していてもカビが発生してしまう理由を、段階的かつ論理的に解説いたします。

    1. 「エタノールを使っている=無菌環境」ではないという誤解

    まず最初に理解しておくべきポイントは、エタノールを使っているからといって、空間全体が無菌になるわけではないという事実です。エタノールは確かに接触した部分の菌やカビの胞子を除去する力を持っていますが、あくまでも「直接的に触れた部分のみ」に効果を発揮します。

    つまり、エタノールのスプレーや拭き取りが届かない天井裏、壁の隙間、配管の裏側、ダクト内、床下の構造部などには、カビが発生していても気づかれず、除去されずに温存されるケースが非常に多いのです。

    2. 揮発したエタノールが湿度を上げてしまう?

    意外な盲点となるのが、**エタノール自体が持つ「揮発性」**です。液体のエタノールは使用後、空気中に蒸発していきますが、その際に周囲の温度や湿度に影響を与えます。

    例えば、エタノールを大量に噴霧する環境では、揮発したエタノールが空気中にこもり、それが空気の飽和水蒸気量に影響を与えて、結果として湿度が上昇する場合があります。湿度が60%を超えると、カビが活発に繁殖できる環境が整うため、「除菌のためのエタノールが、皮肉にもカビを助長する要因」となってしまうのです。

    3. 冷暖房設備との組み合わせによる結露の発生

    エタノール工場では、作業効率や製品の安定性を保つために、空調管理が徹底されている現場が多いのですが、それが裏目に出てしまうケースもあります。冷暖房を使用することで空気中の温度差が大きくなり、壁面や天井、冷却パイプなどに結露が発生しやすくなります。

    この結露が長時間残ることで、カビにとって非常に好都合な「湿気」と「有機物の栄養」が揃った状態ができてしまい、エアコン内部や換気ダクト、照明器具のまわりなど、見えにくい場所でカビが静かに繁殖していくのです。

    4. 高温多湿な室内環境による影響

    エタノールを扱う現場では、火気厳禁であることから、**自然換気が制限されている場合も少なくありません。**また、作業室を密閉して温度管理や異物混入防止を徹底している工場では、空気が循環せずに湿気がこもりがちです。これもまた、カビの発生しやすい大きな要因となります。

    5. 使用水との関係性

    エタノールだけでなく、現場によっては洗浄作業や冷却作業の際に「水」も使用されます。水が床や配管のまわり、壁面に残ったままになっていたり、蒸気となって室内に拡散したりすることで、湿度が上がり、カビが発生しやすい環境になります。

    特に、水とエタノールが混在する環境では、「アルコールがあるから安心」と油断して清掃や除湿対策が疎かになるケースも多く、結果的にカビが繁殖してしまうのです。

    6. まとめ:エタノール工場こそ“見えないカビ”に注意!

    エタノールを扱っている現場でも、湿度・結露・空調・構造上の問題などが原因でカビは十分に発生し得るのです。しかもそれは、エタノールによる除菌が届かない“死角”でこっそり繁殖し、ある日突然目に見える形で現れ、製品汚染や設備トラブルを引き起こすことがあります。

    カビバスターズ東海では、エタノール工場のような特殊環境におけるカビの発生要因を分析し、見えない場所まで対応可能なMIST工法Ⓡや除湿機導入などのトータル対策をご提案しています。

    「エタノールがあるから大丈夫」と油断せず、本質的なカビリスク管理を行うことが、これからの衛生対策には欠かせません。

    エタノールによる湿度上昇と空気環境の変化

    エタノールは、医薬品工場や食品工場、化粧品工場などで欠かせない消毒・洗浄剤として広く利用されています。その一方で、「エタノールを使用しているのに、なぜか工場内でカビが発生する」という声をよく耳にします。これは、エタノールが持つ特性によって、空気環境や湿度に予期せぬ影響を与えているためです。

    エタノールの使用がどのようにして湿度上昇を引き起こし、室内の空気環境に変化をもたらすのか――この項では、エタノールの物理的性質や現場での実例を交えながら、段階的かつ論理的に詳しく解説していきます。

    1. エタノールは「揮発性」の高い物質

    まず前提として、エタノールは非常に揮発性の高い液体です。これはつまり、常温でもすぐに蒸発して気体となり、空気中に拡散しやすい性質を持っているということです。消毒や洗浄で使用されたエタノールは、使用後すぐに蒸発して空気中に溶け込みます。

    この蒸発の過程で、**エタノールの蒸気が空気中に充満し、空気の飽和水蒸気量に影響を与えます。**また、エタノール蒸気にはわずかではありますが、水分を含むケースもあり、結果的に室内の相対湿度を上昇させる要因となるのです。

    2. 使用頻度が高いほど湿度が上がる

    エタノールは安全性が高く、使用時に乾きやすいという利便性もあるため、日常的に多用される傾向があります。医薬品や化粧品、食品の製造工場では、製造前後のライン清掃、作業者の手指消毒、機械器具の拭き取りなど、1日に何十回とエタノールが使用されている現場も少なくありません。

    その都度エタノールが揮発し、微細な粒子として空気中に漂うことで、常に高湿度の状態が維持されてしまうのです。こうした現場では、湿度計が60〜70%を超えることも珍しくなく、まさにカビの温床となる湿度環境が無意識のうちに形成されているというわけです。

    3. 換気不足との相乗効果による湿度滞留

    エタノールは引火性のある物質であるため、現場によっては火気厳禁・空気の流れを制限した閉鎖的な構造が採用されているケースがあります。安全管理の観点からも、換気扇の風量を抑えたり、外気との接触を最小限にしたりする設計が一般的です。

    しかしこの設計が裏目に出て、空気の流れが滞ることで湿気や蒸気が逃げにくくなり、室内の湿度がさらに上昇・滞留する状態が続きます。さらに空調設備による温度差が加わると、壁や天井などに結露が発生し、それがカビの発生を引き起こすのです。

    4. エタノールの臭気と空気の質の変化

    空気中にエタノールが充満すると、「アルコール臭」が強く感じられるようになります。この匂い自体は害があるわけではありませんが、エタノール濃度が高まっている証拠でもあります。特に密閉空間での作業では、蒸気が目や喉、皮膚への刺激を与える可能性もあり、作業者の快適性や健康面にも影響を与えるリスクがあります。

    また、空気中の水分量が多くなると、ホコリや花粉、カビの胞子が空気中に長時間滞留するリスクも高まるため、空気環境の衛生面でも注意が必要です。

    5. 対策:除湿と空気循環の強化がカギ

    このような湿度上昇と空気環境の変化に対処するには、次のような対策が有効です:

    業務用除湿機の設置:天井裏や機器の背面など湿気がたまりやすい場所に配置。

    空気の流れを意識したレイアウト変更:空気が滞留する場所を減らす。

    換気の見直し:安全性を確保したうえで、局所排気装置の導入などで蒸気の集中を避ける。

    湿度センサーの活用:リアルタイムで湿度状況を把握し、異常値には即対応。

    6. まとめ:エタノールは“カビ対策の味方”でも“敵”にもなる

    エタノールは確かに優れた殺菌・除菌剤であり、工場における衛生管理に欠かせない存在です。しかし、その使用環境や頻度、換気状態を誤れば、空気中の湿度を高めてしまい、逆にカビが好む環境を作り出してしまうことがあります。

    「エタノールを使っているから安心」ではなく、「エタノールを使うからこそ湿度に注意する必要がある」という視点が重要です。

    カビバスターズ東海では、こうしたエタノールによる空気環境の変化にも着目し、湿度管理・除湿機設置・防カビ施工などを組み合わせた最適なカビ対策プランをご提案しております。
    室内の空気が“見えない敵”を育てていないか、一度見直してみませんか?

    カビが与える製品汚染と健康被害のリスク

    カビは自然界に広く存在する微生物であり、屋内環境においても空気中に常に胞子が浮遊しています。通常は目に見えないレベルであっても、湿度や温度などの条件が揃うと一気に繁殖し、製品や設備、さらには人の健康にまで悪影響を及ぼすリスクが高まります。

    特に医薬品、化粧品、食品、化学製品などを製造する工場では、製品の安全性・品質保持が最も重要視されており、たった1箇所のカビの発生が、製品全体への汚染や企業ブランドの信頼失墜にもつながりかねません。

    この項では、カビがもたらす製品汚染と健康被害について、段階的かつ論理的に解説します。

    1. カビによる製品汚染のメカニズム

    カビは非常に小さな胞子を空気中に放出します。これらの胞子は軽く、空調や人の動きによって広範囲に拡散し、以下のような製品汚染を引き起こす可能性があります:

    包装資材や製品の表面に付着する

    空気中に舞って原材料や完成品に混入する

    製造設備や配管内部に付着・増殖し、製造ライン全体に影響を与える

    発酵・熟成系の製品にカビ由来の異臭・変色が発生する

    このようにしてカビが一度でも工場内に定着してしまうと、目に見えない部分で製品全体に広がり、出荷後の品質トラブルにつながるリスクが生じます。

    2. 製品リコール・廃棄・クレームの発生

    カビによる製品汚染が発覚した場合、次のような対応が求められることになります:

    製品の自主回収・リコール対応

    一部または全量の廃棄処分

    消費者からのクレーム対応

    流通先・取引先への謝罪・報告

    信頼回復のための対外的広報対応

    これらはいずれも企業にとって大きな経済的損失と信用低下をもたらします。さらに、製造現場では原因調査や設備点検、再発防止策の立案など業務負担が非常に大きくなる点も見逃せません。

    3. 従業員への健康被害

    カビは製品への影響だけでなく、従業員の健康被害にもつながる深刻なリスクを抱えています。カビの胞子を吸い込むことで、以下のような症状が発生する恐れがあります:

    くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどのアレルギー反応

    気管支炎や喘息などの呼吸器系疾患

    皮膚炎・かぶれ・湿疹

    免疫力の低下している人では深刻な肺炎や真菌感染症を発症することも

    特に長時間閉鎖的な作業空間にいる従業員や、湿度の高いエリアで勤務するスタッフは、こうしたリスクにさらされやすくなります。結果として、体調不良による離職や人材不足、労働環境への不満が増加し、職場環境全体の悪化にもつながるのです。

    4. HACCPやGMPなどの衛生管理基準への影響

    カビの発生は、HACCP(危害要因分析に基づく衛生管理手法)やGMP(適正製造規範)といった衛生管理体制においても、重大な衛生上の指摘事項に該当します。

    目視でのカビの確認=即時改善指導

    カビ胞子の浮遊=空気検査での基準超過

    設備の結露=改善要求の対象

    こうした問題が行政や監査機関のチェックに引っかかると、営業停止や製造ラインの一時停止といった行政処分や、取引停止といった商業的な影響にも発展しかねません。

    5. まとめ:早期対応と再発防止が鍵

    カビによる製品汚染や健康被害は、「見つけたときにはすでに深刻な状況になっている」ことが多く、早期の対応と再発防止策の導入が何より重要です。

    カビバスターズ東海では、MIST工法Ⓡによる素材を傷めず、根本からカビを除去する施工をはじめ、湿度管理のための除湿機導入、防カビコーティング、定期点検までトータルで対応しております。

    エタノール工場のように一見衛生的に思われる現場でも、油断すれば製品と人に多大なリスクをもたらすのがカビの怖さです。
    見えないところのリスクを見逃さず、万全な体制で製品と人の安全を守るために、ぜひカビバスターズ東海までお気軽にご相談ください。

    工場内の見えない場所に潜むカビの発生パターンとは?

    カビの厄介な点は、「目に見える場所だけに発生するものではない」ということです。実際、多くの工場ではカビが発生してから初めて問題に気づき、対処に追われるケースが非常に多く見られます。しかし、カビは目視できる状態になる前からすでに発生・繁殖を進めていることがほとんどです。とくにエタノールや水を扱う工場では、湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい「見えない場所」が多数存在します。

    本項では、工場内でよくあるカビの「見えない発生箇所」と「パターン」について、段階的かつ論理的に解説いたします。

    1. 天井裏・照明器具周辺のカビ

    最も多い見えないカビの発生場所の一つが「天井裏」です。天井裏は目視で確認しにくく、湿気がこもりやすい閉鎖空間であるため、カビが非常に発生しやすい条件がそろっています。

    特に以下のような状況があると、カビ発生リスクが高まります:

    空調の熱が上昇し、天井裏に熱と湿気が滞留する

    隙間から水蒸気が天井裏に侵入し、結露が発生する

    換気が十分に届かず、空気が滞る

    また、照明器具の周辺も温度差によって結露が発生しやすく、光熱と湿気が交差する部分はカビにとって繁殖に最適な場所となります。

    2. 配管の裏・ドレン周辺

    配管周辺はカビ発生の“温床”ともいえる場所です。水を扱う工場では配管に沿って温度差が生じ、外部との接点で結露が発生することが多くあります。特に、以下のような箇所は注意が必要です:

    冷却水や温水が流れる配管の表面・支持金具まわり

    ドレンの水受け皿・排水溝・配管の繋ぎ目

    壁と配管の接合部や断熱材の内部

    これらの部分は、日常的な清掃や点検では見落とされがちな死角であるため、気づいたときには広範囲にカビが繁殖していることもあります。

    3. 冷蔵庫・冷凍庫の外周・ドア付近

    エタノールや食品を扱う工場では、冷蔵・冷凍設備が導入されていることが多くあります。これらの機器は庫内の温度を一定に保つため、外気との温度差により結露が発生しやすく、外周部や床との境目などに湿気が溜まります。

    特に以下の場所がカビの温床となります:

    ドアパッキンの内側

    冷蔵庫と壁の隙間部分

    装置下の床や配線まわり

    こうした場所は、日常的な清掃がしづらく、湿度が高くなりやすいことから、カビの初期繁殖が進行しやすいといえます。

    4. 壁材・天井材の内部

    一見きれいに見える壁や天井にも、内部の断熱材や下地にカビが広がっているケースがあります。外部からの雨水侵入や結露による湿気が入り込んだ場合、内部に湿気が閉じ込められ、カビが繁殖してしまいます。

    板材のジョイント部分からわずかに水分が侵入

    長年の湿度蓄積により壁紙裏でカビが発生

    天井の繋ぎ目やクロスの裏側に菌糸が広がる

    表面に黒い点やシミが出てきた時には、すでに内部では大規模にカビが繁殖していることも珍しくありません。

    5. 清掃・保管スペースまわり

    意外と見落とされがちな場所として、清掃道具の保管場所や器具の収納棚の裏、使用後のモップ・雑巾の置き場などが挙げられます。これらの場所には、以下のようなリスクがあります:

    濡れた状態でモップや雑巾を放置する

    棚裏や床下が風通し悪く、湿度がこもる

    消毒剤の保管棚で揮発した成分が周囲に湿気を与える

    「清掃している場所=きれい」と思われがちですが、実はカビの発生源が集中しやすいエリアの一つです。

    6. まとめ:カビは“見えない場所”で静かに広がる

    工場内でのカビ対策は、見えている部分だけを清掃・除菌していては不十分です。カビは、目の届かない裏側や隙間、空調の奥、建材の内部にまで根を張るため、早期発見と予防が非常に重要になります。

    カビバスターズ東海では、こうした“見えない場所”のリスクを的確に診断し、MIST工法Ⓡによる深部除去、除湿機の設置、防カビ施工を含めた総合的なカビ対策をご提案しております。

    カビの「見えない発生パターン」を理解し、トラブルを未然に防ぐためにも、ぜひ定期的な点検と専門業者へのご相談をおすすめいたします。
    カビでお困りの際は、どうぞカビバスターズ東海までお気軽にご連絡ください。

    カビバスターズ東海のMIST工法Ⓡで根本除去

    カビの発生に悩まされている多くの工場では、「表面だけ掃除しても、しばらくするとまた出てきてしまう」という問題を抱えています。これは、カビが目に見える表面だけでなく、素材の内部や構造の奥深くにまで根を伸ばしているため、一般的な清掃や薬剤では完全に取り除くことができないからです。

    カビバスターズ東海では、こうした“根深いカビ”にも対応するために、「MIST工法Ⓡ」**を採用しています。この工法は、ただ表面を除去するのではなく、カビを根本から分解・除去し、再発を防ぐ高い持続性を誇る施工技術です。

    この項では、MIST工法Ⓡがどのようにしてカビを徹底的に除去し、工場の安心・安全を支えているのかを、段階的かつ論理的にご紹介いたします。

    1. MIST工法Ⓡとは?

    MIST工法Ⓡは、素材に合わせて水素イオン濃度(pH)を調整した専用除カビ剤を微細なミスト状にして噴霧し、カビの内部まで浸透させて分解・除去する技術です。こすったり削ったりする必要がないため、素材を傷めず、建材や設備機器を安全に保ったまま施工することができます。

    施工後は防カビ処理も施すことで、再発防止まで一貫対応できるのが最大の特徴です。

    2. 一般的なカビ取りとの違い

    市販のカビ取り剤や、漂白剤などを使った清掃では、カビの色を消すことはできても、素材内部に残ったカビの根や胞子を完全に死滅させることはできません。

    その結果、湿度や温度が再びカビにとって好条件になると、再発しやすい状態が続いてしまうのです。MIST工法Ⓡは、ミストが細かな隙間や凹凸にまで届き、見えない根本からカビを分解・除去することが可能です。

    3. 工場の多様な素材にも対応可能

    エタノールを扱う工場や食品・化粧品の製造現場では、天井や壁だけでなく、以下のような多様な素材や設備が存在します:

    ステンレスやアルミ製の作業台・配管

    樹脂製のカバーやパネル

    ゴムパッキン、ビニールクロス、塗装仕上げの壁

    木材を使用した棚や扉の内部

    コンクリート・モルタル仕上げの床や壁

    MIST工法Ⓡでは、これら多種多様な素材にも対応した薬剤と施工方法を選定するため、施工後に素材が変質したり、変色する心配がありません。

    4. 除去+予防の“ダブル施工”で再発防止

    MIST工法Ⓡでは、カビを除去したあとに防カビ剤を上塗りして再発を防止する施工をセットで行います。この防カビ剤は、抗菌性に優れ、長期間にわたってカビの定着を防ぐ効果があります。

    防カビ施工は特に以下のような箇所に有効です:

    天井裏や照明器具周辺の結露しやすい場所

    配管まわりの清掃しにくい部位

    冷蔵・冷凍庫の外壁や床との境目

    清掃用具の保管庫や壁面の角部分

    カビバスターズ東海では、実際の現場環境をしっかり調査したうえで、防カビ処理が必要なポイントを的確にご提案しています。

    5. 安全性と環境への配慮も万全

    MIST工法Ⓡで使用する専用除カビ剤は、工業排水試験などの安全性評価に合格しており、人体や環境に配慮した成分で構成されています。刺激臭や強アルカリ成分を含む薬剤とは異なり、小さなお子様や高齢者が出入りする場所、食品や医薬品を扱う現場でも安心して使用可能です。

    施工中は必要に応じて養生・隔離処理を行うため、稼働中の工場でも最小限の停止で対応できるのも大きなメリットです。

    6. まとめ:再発させないための“根本除去”が重要です

    カビの問題は、一時的な除去では解決しません。「見た目がきれいになった」だけで満足していると、数週間・数か月後には再び同じ場所にカビが発生するということも珍しくありません。

    カビバスターズ東海のMIST工法Ⓡは、カビを“根”から徹底的に分解・除去し、さらに再発を防ぐ予防施工まで一貫対応いたします。天井裏、配管、照明器具まわり、冷蔵庫の外壁、壁の内部など、「見えない場所」も含めた根本的なカビ対策をお考えの際は、ぜひカビバスターズ東海にご相談ください。

    現地調査・お見積りは無料。専門スタッフが、安心・安全・確実なカビ除去をご提案いたします。

    エタノールを取り扱う工場のカビ取り・カビ対策はカビバスターズ東海にお任せください!

    エタノールはその優れた殺菌・消毒効果から、医薬品・化粧品・食品・化学製品など多くの製造現場で日常的に使用されています。エタノールの使用によって衛生管理は徹底されているように見えますが、実際には**「エタノールを使っているのにカビが発生する」というケースが後を絶ちません。**

    その原因は、エタノールの揮発によって湿度が上昇し、空気環境が変化すること、また構造上の問題や換気の不備などによってカビが発生・定着しやすくなることにあります。そして一度発生したカビは、製品の品質を脅かすだけでなく、作業環境の悪化や従業員の健康被害、さらにはHACCPやGMP違反といった重大なリスクにもつながる可能性があります。

    見えない場所にこそカビは潜んでいます

    天井裏、冷蔵庫や配管の裏側、壁内部、照明器具まわりなど、**普段目が届かない場所にこそカビは潜み、静かに繁殖を進めています。**目に見えるカビを拭き取っても、それは表面的な処置に過ぎず、内部に根を張ったカビが再び表面に現れてくるのです。

    特にエタノールを使用している工場は、「自分たちは十分に除菌しているからカビの心配はない」と過信してしまい、対策が後手に回ってしまう傾向にあります。しかし、カビはエタノールの行き届かない場所や、水とエタノールが混在する湿潤環境を好んで繁殖します。

    カビバスターズ東海が行う“根本対策”

    カビバスターズ東海では、単に表面のカビを取り除くだけでなく、見えない部分に潜むカビの根本原因を探り、再発させないためのトータル対策をご提供しています。

    MIST工法Ⓡによる素材を傷めない根本除去

    天井裏・壁内部・配管まわりの防カビ施工

    業務用除湿機の設置や配管工事などの空間改善

    現場環境に合わせた湿度管理・換気アドバイス

    菌検査や空気中カビ濃度の可視化・報告書提出対応

    これらを組み合わせ、エタノール工場特有のリスクに対応した最適なカビ対策を一貫して実施いたします。

    内装・設備の専門チームとの連携も強みです

    カビバスターズ東海は、**内装工事の専門会社「株式会社東海装美」**から生まれたカビ専門部署です。つまり、カビの除去だけでなく、除湿機の設置工事や防露対策、内装補修、配管施工など、建築的なカビ対策工事にもワンストップで対応できる体制を整えています。

    複数の業者に依頼することなく、点検・見積もり・除去・予防工事までを一括対応できるため、工場のご担当者様の業務負担を大幅に軽減し、スムーズな現場対応が可能です。

    ご相談・お見積もりは無料です

    カビバスターズ東海では、現地調査・ご相談・お見積もりをすべて無料で対応しております。「最近カビ臭が気になる」「清掃しても再発する」「天井裏の湿気が心配」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

    また、東京支店の開設により、関東エリアでも迅速な対応が可能となっております。愛知・岐阜・三重・静岡を中心とした東海エリアはもちろん、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東圏でも多数の施工実績がございます。

    まとめ:大切な製品と人の健康を守るために

    カビは放置すればするほど、被害範囲が広がり、対応コストも膨らみます。製品の品質、企業の信頼、従業員の健康を守るためにも、早めのカビ点検と予防が何より重要です。

    エタノール工場に特化した知識と経験をもつカビバスターズ東海が、“見えないカビ”を見逃さず、根本から除去し、再発しないクリーンな環境づくりをサポートいたします。

    どうぞお気軽にご相談ください。私たちが責任を持って、安心・安全な工場環境をご提供いたします。

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    カビバスターズ東海 (名古屋本社・東京支店)

    本社:名古屋市中川区本前田町44

    東京支店:東京都品川区西五反田3丁目9番15号

    フリーダイヤル 0120-147-215


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