株式会社東海装美

【業務用冷蔵庫・業務用冷凍庫の隣接する壁や天井にカビが発生?対策とは?】

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【業務用冷蔵庫・業務用冷凍庫の隣接する壁や天井にカビが発生?対策とは?】

【業務用冷蔵庫・業務用冷凍庫の隣接する壁や天井にカビが発生?対策とは?】

2025/03/30

食品工場の業務用冷蔵庫
業務用冷凍庫
隣接する壁や天井に
カビが発生?対策とは?

食品工場では、製品の品質保持や衛生管理のために業務用冷蔵庫・冷凍庫が欠かせません。特に、温度管理が重要な冷蔵・冷凍エリアでは、庫内の清掃や温度設定には十分な注意が払われています。しかし意外と見落とされがちなのが、「冷蔵庫や冷凍庫の外側」、つまり隣接する壁や天井に発生するカビの問題です。これらの部分は湿気がこもりやすく、結露が発生することでカビの温床となることが多く、食品衛生に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

本ブログでは、業務用冷蔵庫・冷凍庫の周辺でなぜカビが発生するのか、その原因とリスク、そしてカビバスターズ東海が推奨する効果的な除去・予防対策について、実例を交えて詳しく解説します。食品工場の衛生環境を守るために、ぜひ最後までお読みください。

目次

    業務用冷蔵庫・冷凍庫周辺にカビが
    発生しやすい理由とは?

    食品工場では、温度管理と在庫管理の効率性から、ウォークインタイプの業務用冷蔵庫・冷凍庫が多く導入されています。これらの大型設備は、食品の安全を守るうえで欠かせない存在ですが、実は冷蔵・冷凍庫そのものではなく、その「外側」や「周辺の壁・天井」でカビが発生しやすいという問題が起きやすいことをご存じでしょうか。

    この問題は単なる美観の問題ではなく、食品への二次汚染や作業者の健康被害、さらにはHACCP違反につながる重大な衛生リスクとなり得ます。本記事では、その原因を段階的かつ論理的に解説し、なぜ冷蔵庫・冷凍庫周辺にカビが発生するのかを明らかにします。

    1. 温度差による「結露」の発生

    ウォークイン冷蔵庫や冷凍庫の外壁と、工場内の室温との温度差によって発生する結露が、カビ発生の最大の原因の一つです。特に梅雨や夏場など高湿度の時期には、外気が暖かく湿っているため、冷却された壁面や天井に水滴が付着しやすくなります。

    この結露が日々繰り返されることで、壁や天井、床の素材に水分が浸透し、カビが好む「湿度・温度・有機物」の三拍子が揃った環境が生まれてしまうのです。

    2. 清掃が行き届かない隙間や裏側の存在

    ウォークイン冷蔵庫・冷凍庫は大型であるため、壁との間に隙間ができやすく、背面や上部は死角になりやすい構造です。日常的な清掃では目が届かず、また機械が稼働しているため動かすことも困難なことから、湿気がこもり、ホコリや有機物が蓄積され、カビの繁殖場となることがあります。

    さらに、冷却ユニット周辺や配管まわりなど、細かなパーツの裏側や天井裏もカビの温床になりやすい場所です。

    3. 空気の循環が悪い構造

    冷蔵庫・冷凍庫の周辺は、壁や天井、隣接設備などで密閉されやすく、空気の流れが滞りがちです。その結果、湿気がこもりやすく、換気が不十分なままカビが増殖するリスクが高まります。とくに食品工場の一部では、密閉性を重視するあまり、換気口が不十分なケースも見られます。

    空気の流れが滞ると、カビの胞子が室内に留まり、一点に集中してカビが発生しやすくなるのです。

    4. 表面素材の影響と経年劣化

    冷蔵・冷凍庫の周辺壁や天井が塗装や合板、パネルなど吸湿性のある素材で作られている場合、水分を吸い込みやすく、そこにカビが根を張ることがあります。特に経年劣化した塗装やパネルのつなぎ目、ひび割れ部分はカビが定着しやすい場所です。

    また、塗料で一時的にカビを隠しても、時間が経てば再び塗膜を突き破って出てくることもあり、根本的な除去が必要です。

    5. 防水・断熱施工の不備

    ウォークイン冷蔵庫・冷凍庫の施工段階で防水処理や断熱材の施工が不十分であると、周辺の構造材に水分が入り込み、内部からカビが発生するケースもあります。このような場合、表面を清掃しても内部でカビが成長を続け、表面に再び出てくるといった再発のリスクが高まります。

    まとめ

    ウォークイン業務用冷蔵庫・冷凍庫の周辺は、見た目には清潔に見えても、内部や隙間・裏側ではカビが発生・繁殖していることが多く、結露や空気の滞留、清掃の難しさなどがその原因となっています。

    カビは衛生上のリスクだけでなく、食品への汚染、異臭、従業員の健康被害、HACCP違反など、深刻な問題を引き起こします。そのため、カビを根本から除去し、再発を防ぐためには、専門的な知識と技術が必要です。

    カビバスターズ東海では、こうした業務用設備の周辺環境に特化したカビ除去・防カビ施工、除湿対策、MIST工法Ⓡの導入など、総合的な対策をご提案しています。次の項目では、実際に発生するカビの種類や、リスクについてさらに詳しくご紹介してまいります。

    壁や天井に発生するカビの種類とその特徴

    食品工場のウォークイン冷蔵庫・冷凍庫の周辺において、特に壁や天井にカビが発生しているというご相談は非常に多く寄せられています。一見するとただの黒ずみに見えるカビですが、その種類によっては食品汚染や健康被害のリスクが高まることもあり、見た目以上に深刻な問題です。

    ここでは、壁や天井に発生しやすいカビの代表的な種類と、それぞれの特徴・リスクについて段階的かつ論理的に解説します。食品工場の衛生管理を行う上で、ぜひご参考ください。

    1. 黒カビ(クラドスポリウム属)

    壁や天井に最も多く見られるのが「黒カビ」です。これはクラドスポリウム属(Cladosporium)と呼ばれるカビで、湿度が高く、温度が10〜30℃程度の環境を好みます。冷蔵庫周辺のような温度差によって結露が生じる場所では、非常に繁殖しやすいカビです。

    特徴

    黒〜濃い緑色のシミ状に広がる

    天井や壁、特に結露が溜まりやすい部分に発生

    表面だけでなく素材内部にも根を張る

    リスク

    吸引によってアレルギー反応や気管支炎、喘息を引き起こすことがある

    食品への胞子の付着による二次汚染の可能性

     

    2. 青カビ(ペニシリウム属)

    「青カビ」は、**ペニシリウム属(Penicillium)**のカビで、食品の表面や湿度の高い壁面などに発生します。見た目が青緑色のため比較的判別しやすいですが、湿度70%以上の環境で急激に繁殖するため注意が必要です。

    特徴

    青緑色のふわふわした見た目

    湿気がこもった壁や、冷蔵機器の周囲に発生しやすい

    高湿度環境に特に強く、広がる速度が早い

    リスク

    食品への直接的なカビ汚染

    一部の種は「マイコトキシン(カビ毒)」を生成するため、摂取により食中毒を引き起こす可能性がある

     

    3. アスペルギルス属(コウジカビ)

    食品業界でよく知られる「コウジカビ(Aspergillus属)」も、条件が揃えば壁や天井に発生することがあります。日本酒や味噌などの発酵食品に利用される一方で、種類によっては有毒なカビ毒を産出するため注意が必要です。

    特徴

    緑〜灰色を帯びた粉状の見た目

    湿度と有機物があれば低温でも増殖

    塗料や壁紙の裏側、冷蔵庫の裏などにも広がる

    リスク

    肺アスペルギルス症など、免疫力が低下している人には重篤な感染症を引き起こす

    一部の種がアフラトキシンなどの猛毒を出す

     

    4. トリコデルマ属

    「トリコデルマ属(Trichoderma)」のカビは、食品工場や醸造所などでよく見られる種類で、湿気が多く、有機物が存在する場所に発生します。繁殖スピードが非常に早く、塗装面を破壊してしまうほどの強い酵素を持っているのが特徴です。

    特徴

    緑色のモコモコした見た目

    塗装の内側や壁紙の裏など、隠れた場所に発生しやすい

    短期間で一気に広がる

    リスク

    建材の劣化や腐食を引き起こす

    食品や機材への二次汚染

     

    5. ロドトルラ属(赤カビ)

    「ロドトルラ属(Rhodotorula)」は、赤やピンクの色をしているため「赤カビ」と呼ばれることもあります。比較的低温環境でも繁殖し、冷蔵庫や冷凍庫のゴムパッキン、ドア枠の周囲、壁面に発生することが多いです。

    特徴

    赤〜ピンク色のヌメリ状カビ

    低温・高湿度の場所に強く、冷蔵庫周辺に多い

    水気の多い場所に付着しやすい

    リスク

    食品への視覚的な汚染

    特に目立ちやすいため、衛生管理上の問題になりやすい

     

    まとめ

    壁や天井に発生するカビにはさまざまな種類があり、それぞれに特有の繁殖条件とリスクが存在します。特に食品工場や冷蔵庫・冷凍庫の周辺では、温度差による結露と湿気がカビの温床となるため、種類を問わず発生しやすい環境です。

    一見、拭き取るだけで済みそうなカビでも、実は根が深く張っており、表面処理だけでは再発のリスクが高いのが現実です。カビの種類に応じた専門的な除去方法と、防カビ処理を行うことが再発防止には不可欠です。

    カビバスターズ東海では、各種カビの特性を見極めたうえで、最適な除去・防カビ対策(MIST工法Ⓡ)を実施しています。カビの種類や状態が気になる場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

    カビが食品や作業環境に与えるリスクとは?

    食品工場において、「カビ」は単なる汚れや見た目の問題ではなく、食品の安全性や従業員の健康、さらには企業の信用にも直結する重大なリスク要因です。特に、ウォークイン冷蔵庫・冷凍庫の周辺や天井・壁にカビが発生している場合、その影響は施設内全体に及ぶ可能性があります。

    ここでは、カビが食品や作業環境にどのようなリスクをもたらすのかを、段階的かつ論理的に解説します。見落とされがちなカビの影響を正しく理解し、衛生管理の強化にお役立てください。

    1. 食品への二次汚染のリスク

    カビは胞子を空気中に大量に放出します。このカビ胞子が食品の表面に付着することで、直接的な二次汚染が発生します。カビそのものが食品の腐敗を引き起こすほか、腐敗を早めたり、食品の風味や見た目に悪影響を与えることもあります。

    特に、包装前の生鮮食品や開封後の加工品はカビ胞子にさらされやすく、消費者のクレームや返品につながる重大な問題となります。

    2. マイコトキシン(カビ毒)による健康リスク

    一部のカビ(ペニシリウム属やアスペルギルス属など)は、「マイコトキシン(カビ毒)」と呼ばれる有害物質を生成します。これらは微量でも人の健康に深刻な影響を及ぼす毒素であり、摂取すると以下のような症状が報告されています。

    嘔吐、下痢などの急性中毒症状

    肝臓や腎臓へのダメージ

    長期的には発がん性のリスク

    マイコトキシンは加熱しても分解されにくいため、一度汚染された食品は加熱調理では安全にできません。つまり、カビが存在する環境で製造・保管された食品は、安全性に大きな疑問符がつくことになります。

    3. 作業員の健康被害

    カビが繁殖する環境では、空気中に放出された胞子を吸い込むことで、作業員にも健康被害が及ぶ可能性があります。特に免疫力が低下している方や、もともとアレルギー体質の方にとっては深刻です。

    よく見られる健康被害としては以下のようなものがあります:

    アレルギー性鼻炎(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)

    気管支炎や喘息の悪化

    皮膚のかゆみや発疹

    慢性的な倦怠感や頭痛

    これにより作業効率の低下や離職率の上昇にもつながるため、作業環境におけるカビ対策は従業員の健康管理にも直結しています。

    4. 作業環境全体への悪影響

    カビが発生している現場では、異臭の発生や壁材・天井材の劣化が進行します。特にカビ特有の「カビ臭さ」は、食品の風味に移るおそれがあるため、製品全体の品質にも悪影響を及ぼします。

    また、壁紙の剥がれや塗装面の浮き、構造材の腐食といった設備の劣化を引き起こす要因にもなり、大規模な修繕が必要になることもあります。これは施設の運営コストを大きく圧迫する原因になります。

    5. HACCP違反や行政指導のリスク

    食品関連施設では、HACCP(危害要因分析重要管理点)に基づいた衛生管理が義務化されています。カビの発生は、HACCPの観点から重大な衛生リスクとみなされるため、行政の立ち入り検査などで指摘を受ければ、是正命令や営業停止処分につながる可能性もあります。

    一度信頼を失えば、取引先や消費者からの評価を取り戻すには多大な労力と時間がかかります。カビを甘く見ず、常に発生前提での管理体制を整えることが不可欠です。

    6. まとめ

    カビは見た目の問題だけでなく、食品の安全性・作業員の健康・作業環境の衛生・設備の保全・法的リスクに至るまで、広範囲に深刻な影響を及ぼします。

    食品工場において、カビ対策は「必要に応じて行う」のではなく、「日常的に管理し、未然に防ぐ」姿勢が求められます。

    カビバスターズ東海では、こうしたリスクを根本から解決するために、MIST工法Ⓡによるカビ除去と再発防止の施工、定期的な点検、除湿機の導入提案までトータルでサポートしています。少しでもカビの兆候を感じたら、ぜひ早めにご相談ください。食品工場の安全・安心を守るため、私たちが全力でお手伝いいたします。

    結露とカビの関係性とは?温度差が引き起こす問題

    食品工場において、ウォークインタイプの業務用冷蔵庫・冷凍庫の周辺でカビが発生しやすい大きな原因のひとつに、「結露」があります。結露は見た目にはただの水滴に過ぎませんが、放置すると建材の劣化や異臭、そして何よりカビの発生・繁殖を引き起こす要因になります。

    本記事では、結露とカビの密接な関係性について段階的かつ論理的に解説し、温度差が引き起こす問題とその対策の重要性についてご紹介します。

    1. 結露とは何か?

    結露とは、空気中の水蒸気が冷たい物体の表面に触れて、水滴として現れる現象です。身近な例では、冷たい飲み物の入ったコップの表面に水滴が付くのと同じ現象が、冷蔵庫や冷凍庫の外壁、周辺の天井や壁でも発生しています。

    ウォークイン冷蔵庫や冷凍庫では、庫内が常に低温に保たれており、その外側との温度差が大きくなることで、表面に結露が発生しやすい状態になります。

    2. 食品工場における結露の発生メカニズム

    食品工場では、製造工程で大量の水を使用する場面が多く、室内の湿度が高くなりがちです。その湿気が、冷蔵庫・冷凍庫の冷えた外壁や天井に触れると、空気中の水分が水滴として付着します。

    特に以下のような条件下では結露が頻発します:

    外気温と庫内温度の差が10℃以上ある場合

    室内の湿度が60%以上ある場合

    換気が不十分で、湿気がこもる構造になっている場合

    このような環境下では、毎日のように結露が発生し、やがてその水分が壁材・天井材に吸収されてカビの繁殖環境を作り出すのです。

    3. 結露によってカビが発生する理由

    カビの発生には主に「湿度・温度・栄養源」という3つの条件が必要です。そのうちの「湿度」を高める要因として、結露は非常に大きな役割を果たしています。

    結露が引き起こすカビの問題点は以下の通りです:

    天井や壁に水分が溜まりやすくなる

    冷蔵庫の外壁や機械の裏側が常に湿っている状態になる

    湿った場所にホコリや食品由来の有機物が付着し、カビの栄養源となる

    これにより、黒カビ・青カビ・赤カビなどさまざまな種類のカビが繁殖しやすくなるのです。

    4. 結露を放置するとどうなるのか?

    結露によって発生したカビは、目に見える範囲を超えて広がることがあります。たとえば、壁紙の裏やパネル内部、天井材の中にまで根を張ることがあり、表面を拭いただけでは除去できません。

    また、以下のような深刻な問題を引き起こす恐れがあります:

    食品へのカビ胞子の付着による品質低下・異臭の発生

    作業員の健康被害(アレルギー・喘息・皮膚炎)

    設備の腐食・塗装剥がれ・建材の劣化

    HACCPや衛生検査における重大な指摘事項

    つまり、結露を軽視することは、カビの温床を放置しているのと同じことなのです。

    5. 結露とカビの対策とは?

    結露対策を講じることで、カビの発生を未然に防ぐことが可能です。以下のような対策が有効です:

    ① 除湿機の導入

    室内の湿度をコントロールすることで、結露の発生を抑制できます。特にカビバスターズ東海では、天井内に設置できる業務用除湿機の提案・設置を行っており、見えない場所の湿度管理を徹底できます。

    ② 防結露コーティング・断熱処理

    冷蔵庫・冷凍庫の外壁に防結露塗料や断熱パネルを使用することで、温度差による結露の発生を抑えることができます。

    ③ 定期点検・カビ除去施工

    結露が多く見られる場所では、定期的に点検・清掃を実施し、初期段階のカビを速やかに除去することが重要です。カビバスターズ東海では、MIST工法Ⓡによる根本的な除去と防カビ施工を実施しています。

    6. まとめ

    結露は一見無害に見えて、実はカビの発生を引き起こす重大な原因です。特に食品工場の冷蔵・冷凍設備の周辺では、温度差と湿気の多い環境が結露を誘発し、放置すればカビが繁殖するリスクが非常に高くなります。

    結露対策は、カビ対策そのものです。湿度管理・断熱処理・防カビ施工・定期点検の4本柱で、食品工場の清潔な環境を守りましょう。

    カビバスターズ東海では、こうした課題に対して最適な施工・機器導入・点検サービスをご提供しています。結露とカビにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

    冷蔵・冷凍設備周辺のカビを防ぐための湿度管理とは?

    食品工場におけるウォークイン冷蔵庫・冷凍庫の周辺は、見た目には清潔に保たれていても、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすいリスクゾーンです。特に天井・壁・配管まわり・床の隅などは、結露や空気の滞留によって湿度が上昇しやすいため、カビが繁殖する環境が整ってしまいます。

    そのため、湿度を適切に管理することが、カビの予防には極めて重要です。本記事では、冷蔵・冷凍設備の周辺でカビを防ぐための湿度管理について、段階的かつ論理的に解説いたします。

    1. なぜ湿度がカビの大敵なのか?

    カビが繁殖するためには、主に以下の3つの条件が必要です:

    湿度(60%以上で活発に繁殖)

    温度(5~35℃で繁殖可能、特に20~30℃で活性化)

    栄養(有機物、ホコリ、食材カスなど)

    これらのうち、**最も制御しやすく、かつ効果が高いのが「湿度の管理」**です。冷蔵・冷凍庫の外壁は温度が低いため、周囲との温度差で結露が発生しやすく、その水分が湿度を上げる原因となっています。湿度が高い状態が続けば、壁や天井、床などにカビが繁殖するリスクが一気に高まります。

    2. 湿度が高くなる原因とは?

    冷蔵・冷凍設備の周辺で湿度が高くなる主な要因には、次のようなものがあります:

    冷蔵庫・冷凍庫の開閉頻度が高く、外気が流入しやすい

    作業室内で水を多く使用し、湿気がこもりやすい

    換気設備が不十分で、湿気が滞留しやすい構造になっている

    空気の流れが悪く、熱や水分が逃げにくい(特に機器の裏側や天井付近)

    冷却機器の周辺に結露が発生し、それが蒸発・再凝縮を繰り返す

    これらの条件が重なることで、湿度が慢性的に高い状態になり、カビの繁殖に最適な環境ができてしまうのです。

    3. 湿度管理でカビを防ぐための具体的な方法

    ① 除湿機の導入

    最も効果的な対策が、業務用除湿機の設置です。特に、冷蔵・冷凍庫周辺のように水分が発生しやすい場所では、湿度60%以下を保つことが目標となります。

    カビバスターズ東海では、天井内に設置できる除湿機や、食品工場向けの高性能な除湿機をご提案しており、目に見えない湿気対策を実現します。除湿機は24時間稼働させることで、常に安定した湿度環境を維持できます。

    ② 換気・通気の見直し

    設備の周辺に湿気がこもらないよう、換気扇の設置や定期的な換気の実施も効果的です。また、冷蔵庫と壁の間、床下のスペースに風が通るようなレイアウトにすることで、湿気の滞留を防ぐことができます。

    ③ 配管や機器の断熱対策

    配管の冷気が壁や天井に伝わると、結露の原因になります。配管や冷気が伝わるパネル部分に断熱材を巻きつける処置を行うことで、結露を抑制し、結果として湿度の上昇を防ぐことができます。

    ④ 湿度センサーによるモニタリング

    湿度管理は「感覚」ではなく、「数値」で管理する時代です。湿度センサーを設置し、常時モニタリングすることで、湿度の急上昇をリアルタイムで把握できます。これにより、早期の対処が可能になります。

    4. 湿度管理が不十分だとどうなる?

    湿度管理を怠ると、以下のような問題が生じます:

    カビの発生 → 食品の二次汚染

    異臭の発生 → 作業環境の悪化、消費者からの苦情

    壁材・天井材の腐食 → 高額な修繕費用が発生

    衛生基準違反 → 行政指導や営業停止のリスク

    つまり、湿度管理の不備は、経済的・衛生的な損失を引き起こす大きなリスクとなるのです。

    5. まとめ

    冷蔵・冷凍設備の周辺におけるカビ対策において、湿度管理は最も重要かつ効果的な施策です。除湿機の導入、換気の改善、断熱処置、そして湿度のモニタリングといった取り組みによって、カビの発生を未然に防ぐことが可能になります。

    カビバスターズ東海では、除湿機のご提案・設置、MIST工法Ⓡによる除去施工、定期点検を組み合わせた湿度管理サポートを行っております。湿度が気になる現場や、カビにお悩みの施設様は、ぜひお気軽にご相談ください。安全・安心な作業環境づくりを、私たちが全力でサポートいたします。

    カビバスターズ東海は食品工場の機器にも精通している!

    グループ会社「株式会社東海厨美」との連携で、カビ取り・カビ対策に万全の体制を構築!

    食品工場におけるカビの問題は、壁や天井だけでなく、冷蔵庫・冷凍庫・製造機器・配管など、さまざまな設備と密接に関係しています。特に、温度差による結露や清掃しにくい構造部が原因で、機器の裏側や隙間にカビが発生しやすいのが現場の現実です。

    そんな中、カビバスターズ東海が持つ最大の強みの一つが、厨房機器・冷蔵冷凍設備の専門会社「株式会社東海厨美(とうかいちゅうび)」とのグループ連携です。このコラボレーションにより、食品工場の機器構造を熟知した上での的確なカビ対策・防止策の提案と施工が可能となります。

    本記事では、食品工場のカビ問題に対して、東海厨美とカビバスターズ東海が連携してどのような対応を行っているのか、その具体的な内容を段階的かつ論理的にご紹介します。

    1. 食品工場の機器構造を熟知しているからこその対応力

    株式会社東海厨美は、業務用厨房機器の設計・施工を専門に手がける企業で、長年にわたり、食品工場・飲食店・スーパーマーケットへの機器導入を行ってきました。冷凍庫・冷蔵庫・作業台・加熱機器・洗浄機など、多岐にわたる厨房設備に対応し、使いやすさと衛生面を両立させた機器設計に強みを持っています。

    この知見をもとに、機器の裏側、排水口、配管まわり、断熱材の接合部など、カビが発生しやすい構造を正確に把握しており、カビバスターズ東海と連携することで、見落としがちな場所まで徹底的に対応することが可能です。

    2. カビバスターズ東海との連携による「現場密着型」の施工

    カビバスターズ東海は、独自のMIST工法Ⓡによるカビ除去・防カビ施工の専門企業です。東海厨美が設備設計・構造面のアドバイスを行い、カビバスターズ東海が除去から防止施工、除湿機の提案・設置までを一括で対応することで、食品工場に最適な衛生環境をワンストップで整備することができます。

    この連携により、以下のような課題にも的確に対応できます:

    冷蔵庫・冷凍庫の結露発生箇所に断熱処理+防カビ施工

    作業場天井裏に除湿機を設置し、カビの再発を予防

    設備導入時に合わせて、防カビ処理や換気設計の提案

    見えないカビの兆候を点検し、事前にトラブルを回避

    3. 新規工場・リニューアル工事でも同時対応が可能

    新しい食品工場の建設や、既存工場の改修工事の際にも、東海厨美とカビバスターズ東海がタッグを組んで**「設備設計」+「防カビ施工」を同時に対応可能**です。これにより、設備の施工後に慌ててカビ対策を講じる必要がなくなり、最初から清潔で快適な工場づくりが可能になります。

    また、施工後の定期点検・保守サービスも両社連携で対応できるため、工場の管理者様にとって安心できるサポート体制が整っています。

    4. 食品工場に特化した「連携出動体制」で迅速対応

    カビバスターズ東海と東海厨美は、日常的に連携を取り合っており、現場調査・見積り・施工スケジュールの調整までスムーズに対応しています。緊急のカビ発生時にも、機器の構造を熟知した東海厨美のスタッフと、カビ除去の専門スタッフが即座に現場に出動できる体制を整えています。

    これにより、時間的ロスや手配の煩雑さを解消し、スピーディーに問題解決が可能です。

    5. まとめ:設備の知識+カビ対策で、工場全体の安心を守ります

    食品工場のカビ対策は、ただ表面のカビを除去するだけでは不十分です。機器の構造や湿気の流れ、温度差による結露ポイントなど、現場を熟知した対応が不可欠です。

    カビバスターズ東海と、厨房機器のプロフェッショナルであるグループ会社・株式会社東海厨美が連携することで、食品工場における総合的な衛生環境の構築が可能になります。

    冷蔵庫や冷凍庫のカビ、設備まわりの結露、天井裏の湿気など、カビの発生源を根本から断ち切るトータルサポートをご希望の方は、ぜひカビバスターズ東海までお気軽にご相談ください。現場に合わせた最適な対策を、私たちのチームでご提案いたします。

    カビバスターズ東海の食品工場の
    カビ取り・カビ対策とは?

    内装施工会社「東海装美」の専門部署だからこそできる、設備工事との同時対応が強みです!

    食品工場において、天井・壁・冷蔵庫・冷凍庫の周辺など、湿度が高い環境ではカビが発生しやすく、放置すれば食品への汚染・作業環境の悪化・HACCP違反のリスクに直結します。だからこそ、カビが発生した時点での迅速な対応と、再発を防ぐための根本的な対策が求められます。

    カビバスターズ東海は、内装施工会社「株式会社東海装美」から生まれた、カビ取り・カビ予防の専門部署です。内装のプロフェッショナルである東海装美と連携しており、除湿機の設置工事や配管工事など、空間構造を見直した本質的なカビ対策を実現しています。

    カビバスターズ東海が提供する食品工場に特化したカビ取り・カビ対策の特徴を、段階的かつ論理的にご紹介します。

    1. 東海装美の専門部署だからできる「カビ+内装」の一体対応

    カビバスターズ東海は、単なるカビ取り業者ではありません。内装施工の専門会社である「東海装美」の技術・知識・現場経験を活かし、建物の構造に踏み込んだカビ対策が可能です。

    天井の断熱処理

    壁や床の防カビ内装材の提案

    配管まわりの気密性・防湿施工

    老朽化部分の補修工事

    など、カビが再発しやすい要因を構造面から改善できるのが大きな強みです。

    2. MIST工法Ⓡによるカビの根本除去を同時施工

    カビバスターズ東海では、「MIST工法Ⓡ」を採用しています。これは、微粒子状の特殊除去剤を使って、目に見えるカビだけでなく、目に見えない根の奥深くまで徹底的に除去する技術です。

    さらに、防カビコーティングの施工も同時に行うため、再発リスクを大幅に抑えることができます。このMIST工法を内装チームと連携して同時施工することで、作業時間を大幅に短縮し、営業中の食品工場でも負担の少ない対応が可能です。

    3. 除湿機の設置工事もおまかせ!再発防止に直結する湿度管理

    カビの最大の発生原因は「湿度」です。特に食品工場では、製造工程や洗浄作業により常に高湿度の環境になりやすく、カビの温床となります。

    カビバスターズ東海では、業務用除湿機や天井内除湿機の設置工事にも対応しており、下記のような施工が可能です:

    天井裏への除湿機の設置

    湿気のたまりやすい空間への除湿配管の新設

    既存設備との連携による除湿システムの提案

    これらを内装施工チームが担当するため、現場に応じた最適な配置・配線ができるのが大きなメリットです。

    4. 配管工事・内装補修までワンストップ対応

    例えば、冷凍庫周辺での結露による壁材の劣化や、排水不良が原因での床下のカビ繁殖など、建物の設備が原因でカビが発生しているケースも多く見受けられます。

    カビバスターズ東海では、そうしたケースにも対応すべく、

    結露防止のための断熱材設置

    ドレン排水の配管工事

    床や天井材の張り替え補修

    など、建物の機能回復を含めたカビ対策をワンストップで実現できます。

    5. 同時施工だからこその「スピード対応」「品質確保」

    内装施工+カビ除去を同時に実施することで、以下のようなメリットがあります:

    施工時間の短縮 → 工場の稼働停止を最小限に抑えられる

    工事の一元管理 → 工程の調整がスムーズで、トラブルが少ない

    品質の確保 → 内装と防カビ処理を連携して最適化できる

    複数の業者を手配する手間やコストがかからないため、管理者様の負担も軽減されます。

    6. まとめ:建物と設備の両面から、食品工場を守るカビ対策

    カビバスターズ東海のカビ対策は、単なる「カビを取る」作業ではなく、内装構造や設備に踏み込んだ根本的な対策です。グループ会社である内装施工のプロ「東海装美」とのコラボレーションにより、除湿機や配管工事を含む一括対応が可能となり、施工時間の短縮と再発防止の精度向上を実現しています。

    食品工場やスーパーマーケットの衛生管理において、「カビが繰り返し発生して困っている」「除湿機の設置も一緒に相談したい」というお悩みをお持ちのご担当者様は、ぜひカビバスターズ東海までご相談ください。
    現場ごとに最適なカビ対策プランをご提案いたします。

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    カビバスターズ東海 (名古屋本社・東京支店)

    本社:名古屋市中川区本前田町44

    東京支店:東京都品川区西五反田3丁目9番15号

    フリーダイヤル 0120-147-215


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