【愛知県清須市　元ファミリーレストラン　天吊りエアコン　天井カビ調査】

 

創業２９年の店舗内装業者がプロとしてカビ取り・カビ対策のMIST工法のカビバスターズ代理店カビバスターズ東海を運営する株式会社東海装美のモミヤマです。

 

元ファミリーレストランの空物件に飲食店様がご出店されるにあたり、天井内を調査。

なんとカビ発見！

このファミリーレストランは数か月前まで、通常通り営業されていました。

数年、半年以上空いていた物件ではありません。

天井裏でこんなになっているなんて。。。

関東のファミリーレストランの店舗では、天井が落ちてきたとのニュースも先日ありました。お怪我をされた方もいらっしゃいました。

ファミレスの本部でも大きな問題になっています。

ファミレスの天井が落ちた時期は６月と９月に発生したとのニュースでした。

天吊エアコンの冷媒管の結露もしくは排水管の劣化による水漏れが原因でカビが発生して、そこの天井が次第に腐食して、結果、天井が落ちる可能性もあると思います。

６月は梅雨時期で湿度も高くなる時期で、店舗では、エアコンの冷房の温度を下げる始める時期です。９月は、真夏でエアコンの冷蔵温度をかなり下げていた時期の翌月です。

冷房をかけているのに、なぜカビが発生するのでしょう？

それは相対湿度が関係しているのです。

相対湿度とは、空気中に含まれる最大限の水分量に比べてどのくらいの水分が含まれているかです。

つまり空気の温度が高くなればなるほど、空気は多くの水蒸気が保持できます。

気温が３０℃の時と１５℃の時では空気中に保持できる水分の量が違うのです。

分かりやすく言うと「空気３０℃くん」と「空気１５℃くん」では持ってる水蒸気のカバンの量が違うということです。

夏の気候で、ファミレスの天井内の全体の空気は「空気３０℃くん」がいます。

その中で、エアコンの冷媒管の近くの空気は冷やされ、「空気１５℃くん」に変身します。そうすると持っている水蒸気のカバンが持てずに手放します。そうする水分として、より冷たいところに引っ付きます。それが結露です。

夏場、気温が高い時に氷の入った水のコップの表面に水滴がつきます。これも結露です。

気温が高いファミレスなどの店舗内はしっかりとエアコンで冷やされています。

しかし天井内は３０℃以上になっています。店舗が大きなコップとして見れば、天井裏にはエアコンの冷媒管以外のところにも結露ができてもおかしくないです。

近年、日本の気候が高温になってきており、よりこのような現象が起こりやすくなっているのです。

天井が落ちる原因はこのような可能性も大いにあります。

 

このようことが起きないようにするにはどうすればいいのでしょうか？

天井内に給気・排気のバランスをとり、常に空気を動かくことで、天井内の空気を滞留させないようにします。天井内の空気の温度を上げ過ぎないようにします。

冷媒配管の冷えているところを二重に断熱材を巻くなどの特殊施工をします。

 

カビが既に発生しているのであれば、広範囲に拡がる前にカビ取りをすることです。

カビを放置するれば、どんどん拡がります。カビが拡がれば、天井の腐食にも繋がり、

天井が腐食されれば、天井が落ちてくることになります。

また、天井の表面にもカビが出てきます。見えるカビで、５００円玉の大きさの範囲で、５０億個の胞子があると言われています。目に見えた時はどのくらいの大きさでしょうか？そこにどのくらいの胞子がいて、そのうちの何割かの胞子が飛び立ちます。

飲食店であれば、カビの胞子が降る注ぐ中でお客様が食事されることになります。

スポーツジムならその中で、走ります。大きく空気を吸い込みます。

また長時間その場にいる従業員の方には、咳や鼻炎などの症状が出ることも。

「咳が止まらないんです」とか「鼻炎で」などで、休まれることがあれば、お店の営業にもさしつかえが出てきます。

 

お客様も従業員の方々も安全で、健康で、安心して楽しめるお店がいいですよね。

 

今回の現場は、次にご出店される飲食店様の店舗内装工事前にカビ取り・カビ対策を実施して、新しいお店として、飲食店舗が出来ます。

全国の店舗や事務所、スポーツジムのカビ取り・カビ対策、商業施設のカビ取り・カビ対策、スーパーマーケットのカビ取り・カビ対策、学校や幼稚園、保育園のカビ取り・カビ対策のご相談は株式会社東海装美　カビバスターズ東海までお気軽にご相談くださいませ。